茶道を始めようとするときに道具が問題になります。

茶道を習い始めることになり、略盆の点前から、ということで揃えなければならない道具をざっと挙げてみます。

  • 服紗、懐紙、菓子切、扇子、袱紗入れ
  • 茶筌、茶巾、茶碗、茶杓、棗、建水、盆
  • 風炉、鉄瓶
  • 柄杓、水指、風炉釜、風炉

1はコロナ禍になるまで、一般的に茶道を始める際に準備してもらったものです。2、3は略盆の点前をするのに必要な道具で、4は平点前に入る際に追加しなければならない道具です。

一般的に2以降の道具は、教える方でお貸ししていました。

自宅でも稽古ができるように、また、来客にお茶を差し上げるということになると、次第にこれらの道具をそろえていくことになるのですが、一通りそろえるとかなりの額になります。

 

しかし、この中で抹茶を飲むのにどうしても必要な茶道具は茶筌だけです。また、その先、平点前の稽古にはどうしても4にある柄杓が欲しいです。この2点以外はなくても稽古はできます。